7月20日(土)の夜、らんが亡くなりました。
もうハタチ。いつ何があってもおかしくない、と覚悟は決めていましたが、実際はまだ大丈夫との思いもありました。
その日も日中に、おやつやペットシートの買い出しに行ったりしていたので、まさかその夜が最後になるとは思いもしませんでした…。
さいごの日
日曜の夜は家族3人(母、夫、私)で夕飯を食べているのですが、その日は土曜日にもかかわらず、たまたまリビングに3人ともいました。母は食事を終えていて、私たちはこれから準備するところでした。
すると、突然けいれんが始まり、しばらく苦しそうに呼吸をしてそのまま息を引き取りました。苦しんでいる時間は結構長く感じましたが、実際どれくらいだったか覚えていません…。1時間?30分?
きっと、3人が揃うタイミングを見計らっていたのでしょうね。
また、「20歳まで頑張ろう!」を言い続けていたので、もうとっくに限界は来ていたけれど、そこまで頑張ってくれたのかもしれません。
出会い
2004年7月28日。
生後2~3か月の三匹の仔猫を会社の同僚が拾って会社の中まで持ってきてくれました。会社の目の前で捨てられていたそうです。
そのうちの一匹が異常に元気でずっとミャーミャー鳴いていました。グレーの色味も、眉毛のような柄も、顔もとてもかわいい子でした。
当時母と二人暮らしでしたが、母に相談もせず「私この子もらいます!」と咄嗟に言っていました。
自転車のかごに段ボール箱に入れたその子を乗せて家までの40分ほどの道程を走行しました。
いや~、ずっと鳴いてるんだわ(笑)40分間話しかけながら、なだめながら、終始ギャン鳴きされて帰宅。
猫のいる生活の始まりです。
ちなみに、他の二匹もその場で無事に引き取られていきました。
抱っこできない問題
もー、すぐ嚙みつくしシャーシャー威嚇するし大変でした。
抱っこができるようになったのは、最後の数週間だけでした。それゆえ病院へは、最初の各種検査やけがをした時、体調を崩した時以外行きませんでした。
抱っこしなければ、普通に撫でることもできますし、触ることもできます。スリスリしてくるし。都合のいい時だけ寄ってくるわがまま娘です。
気が強いのに臆病で、家族3人以外には懐きませんでした。
しかし、小さいうちから病院に慣れさせておいた方が良かったとつくづく思いました。高齢になってからの通院は猫にもストレスですし、病気がだいぶ進行していたので獣医さんも手の施しようがなかったと思います。
さいご2か月で突然薬漬けにしてしまい、嫌な思いをさせてしまったなと後悔しています。20歳目前での投薬の開始という急激な変化に身体が耐えられなかったのではないかと思います。定期的に通えていれば早く治療ができ、苦しみも緩和できたかもしれません。
最低でも毎年(高齢になったら半年に1回)の健康診断はみなさん連れて行ってあげてください。
ペットのいない生活
生まれてこの方、ペットが一匹もいない生活というものを経験したことがないので、すでにストレスで吐きそうです。
犬、猫、うさぎ、リス、ハムスター、亀、きんぎょ、オカメインコ、十姉妹、うずら…いろいろな子たちと出会ってきたなぁ。
またペットを飼うかと言われると、まぁ飼うでしょうね。でも、もう少し経ってからですね。まだ絶賛ペットロス中なので…。
今後飼うとしたらやっぱり猫かなぁ~。
これから…
気になっているのは、お外で暮らしている猫があまりにも多いこと。
室内猫が20歳まで生きられるこの時代でも、外猫は3~5年ぐらいしか生きられないといいます。
みんなお家で暮らしてもらいたいので、そのための活動でなにか協力出来ることを探しているところです。
猫にたくさん幸せをもらったので、今後は「猫の恩返し」ならぬ、「猫に恩返し」をしていきたいと考えています。
★らんの投稿は今後もちょこちょこしていく予定です。
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