関東は梅雨に入りましたね。雨が続くと気持ちも沈みがちですし、多肉たちの雨除けもいつもより念入りに確認しなくてはいけないのでストレスがたまりやすいです。そんな中少しでも気分を上げるために、お出かけを楽しくすることと、家でゆっくり過ごすことを考え、折りたたみ傘の新調と書籍(小説)の購入を目論んでいるところです。心だけでも晴れ晴れしていたいですよね🌂🌞
さて、前々回かんもくとなったきっかけを話しましたが、そもそもかんもくを発症する前はどうだったっけ?と思い、小学1年生までの記憶をたどってみました。
親から聞いた話では、家では歌を歌ったりして(細川たかしさんの北酒場など選曲は若干渋め…)陽気に過ごし、外では一転して言葉数の少ない子だったそうです。やはりかんもくの素質がこの頃からうかがえます。それでも全く話さないわけではなく、保育園時代の連絡帳を見ても友だちと遊ぶ様子もたくさん書かれていました。
好きなものは、たくあんといかの塩辛と氷(酒呑みじゃん…)。保育園ではお昼に先生のコップにだけ氷が入っていたので、「こおり!こおり!」と騒いで私だけ特別にもらっていたようです氷に関しては今はお腹が冷えるのであまり食べないようにしていますが、確かに20代まではよく食べていました。また、塩辛が好きだったことはよく覚えていて、今の「しょっぱ党」の原点かなと思います。逆に子どものころはケーキがあまり好きではありませんでした。今も糖分より塩分で、ポテチや酒盗、からすみといったしょっぱいものが好物です(やっぱり酒呑みじゃん…)。今となっては甘いものも辛いものも何でもおいしくいただきますけどね。
※お酒はアレルギー反応が出るのでほとんど飲めません。
喋らないけど目立ちたいし面白いって言われたい子だったので、そこに当時の私もギャップを感じていたと思います😢どんなにやんちゃに動いていても、言葉数が少ないだけで「おとなしい」と思われてしまうのですから。そのうち自分でも「私はおとなしい」と思い込むようになってしまいました。
しかし、「緘黙」という言葉を知って調べていく中で、「おとなしい」がこれによって作られた性格なのではないかと考え、「私、おとなしくないわ」とやっと気づきました。大人になって本当におとなしい人と出会ったし、今も調べてみたけどあまり当てはまっていませんでした。”えせおとなしい奴”じゃん(笑)↓goo辞書より引用
おとな‐し・い【大‐人しい】 の解説
[形][文]おとな・し[シク]《「おとな(大人)」の形容詞化で、大人らしいが原義》
- 1 性質や態度などが穏やかで従順なさま。「内気で―・い子」「―・く従う」
- 2 騒いだりしないで、静かなさま。比喩的にも用いる。「もう少し―・くしていなさい」「健康なときは―・い細菌も体調を崩すと活発に活動を始める」
- 3 色・柄などが落ち着いた感じがするさま。また、大胆さがあまり感じられないさま。「―・い色合い」「―・い着こなし」
- 4 他と比べて際だったところがないさま。抑制しているように感じられるさま。「―・い試合運び」「性能テストでは―・い数値が並ぶが、実際使ったときの感じは数値以上だ」
- 5 大人びている。大人っぽい。
- 「年のほどよりはいと―・しく」〈紫式部日記〉
- 6 思慮分別のある年長者らしい。主だっている。
- 「―・しき侍 (さぶらひ) どもをば、太政大臣、左大臣、大納言になし」〈保元・中〉
[派生]おとなしげ[形動]おとなしさ[名]
goo辞書
これは慎重に使わなければいけない言葉ではないかと思うので、本人の素性も分からないうちは、「おとなしい」という言葉を軽はずみに使わないようにしようと心に誓いました。そうであってもなくても、多分言われた本人嬉しくないと思います。少なくとも私はおとなしいという言葉が好きではありません。
それから10年以上経ち、数年前学生の頃の同級生と飲みに行きました。今でも交流のある幼馴染と、大人になってから交流するようになった数人と。会話の中で幼馴染が何気なく「はにかんちゃんはおとなしいから~」と言ったのですが、そこで一人が「え、そうかな?そうは思わないけど」と返したんです。それが結構衝撃だったのでよく覚えています。喋らない=おとなしい、の公式に当てはまらない人だと見抜かれていることが、なんだか嬉しかったんですよね。まぁ深く聞かなかったので良い意味なのか悪い意味なのかは分かりませんが。付き合いの浅い人でもわかる人にはわかるんだなぁ~という新たな発見でした。
こちらのサイトも参考になさってください→ かんもくネット
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