【interrogative】場面緘黙は意外といる?自分以外にもいるの?

緘黙

このたび能登半島地震で被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

石川県には2回行ったことがあります。その時に買った九谷焼の食器を今も大切に使わせていただいております。そんな石川県で今も多くの方が過酷な生活を強いられているかと思うと胸が苦しくなります。

お久しぶりです。はにかんです。

さて、今回は緘黙の人がどれくらいいるのかを考察しました。お時間があればお付き合いください。

場面緘黙の発症率

場面緘黙ってどれくらいの割合でいるのかというとは気になるところですが、発症率は500人~1000人に1人、または0.03~0.5%に1人などと言われています。サイトや文献によって異なるので全部まとめるとこんな感じのわかりづらい数字になってしまいます💦学校に1人、2人はいるかなってところですかね。ただ、本人や周りも気づいていない可能性もあるでしょうから、実際はもっと多いのではないかと思います。私も当時その「1人」にカウントされていたのか怪しいところです。(学校の先生、親、カウンセラーの先生は緘黙だと把握していたのでもしかしたら数に入っていたのかもしれません)

以前、定時制高校の先生にお話を聞く機会がありましたが、その学年には場面緘黙の子が複数人いるとのことでした。そんなに!?と驚きましたが、定時制には様々な事情で全日制に馴染めなかった子たちが多くいることを聞き、確かにこの環境なら場面緘黙の子も居やすいのかなと感じました。

お話しできない子がもうひとりいました

緘黙全盛期の小学生の頃、実は同じ学年で私と同じようにお話しができない子がもう一人いました。彼女も場面緘黙だったのかどうかは分かりませんが、学校で全く話せないという点では同じでした。私より表情が読めなかったので友だちには「あんたのとは違うんじゃない?」と言われましたが、緘黙はひとりひとり症状が違うのでやっぱりあの子もそうだったんじゃないかなぁと、今は思っています。

その子とは小学校1,2年で同じクラスでした。普通は話せない子2人を同じクラスにすることはないと思いますが、私は入学時には多少話せていたので把握できなかったのでしょう。もし全く話せなかったら保育園(幼稚園)からの申し送りがあるかと思うので(多分…)。その子とは中学も同じでしたが、その後一度も同じクラスになることはありませんでした。

SNSで多くの情報を得る

その後は大人になるまで自分以外に話せない人と出会うこともなく、なぜ自分は話せないのか誰にも相談できずにずっと悩んでいました。場面緘黙という言葉を知ったのは、20代前半で親に聞いてから。それからは夜な夜なインターネットで検索して情報を得ていました。そこには私と同じ症状の人の情報がたくさん載っていました。

また、X(旧Twitter)で探すとスゴイ数の場面緘黙当事者、関係者の方がいらっしゃることを知り、驚きました。「いるんじゃん!私だけおかしいわけじゃないんじゃん!」と、自分だけではないという安心感?心強さ?なんとも言えない不思議な感覚でした。

まとめ

ちょっと調べてここまで出てくるのであれば、おそらく発症率は調査より多くいるのではないかと思います。そのわりには認知度が低いのは不思議です。また、緘黙の言葉を広めようとしているのが当事者が多いというのも珍しいことではないでしょうか?発達障害とか不安障害、適応障害、うつ病などは本人が広めなくても誰でも言葉ぐらいは聞いたことありますよね?なぜ場面緘黙は当事者が「知ってもらいたい」と自ら声をあげなければ知られないのか?注目されるのも話すの苦手なのに(笑)

そんな不思議な場面緘黙ですが、よく分からなければ人見知りではない、性格ではない、甘えでもない、とだけ覚えておいてください。そして興味があったらググってみていただけたら幸いです。

無料イラスト素材【イラストAC】

当ブログは広告を掲載しています
当ブログは広告を掲載しています
緘黙
フォローお願いします☆

コメント