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【school】緘黙 with 先生 ★ 専門学校-就活-

緘黙

こんにちは!頻繁に軽い熱中症にかかっているはにかんです。早く夏が終わって欲しいです😓

さて、先生シリーズ最後は専門学校です。専門に行くことになったのも緘黙ゆえにみたいなところがあって…、その話は追々していきたいと思います。

まぁ先生といっても2年制の専門では担任は1人ですし、あまり接点がないので話すことがありません(ひどい💦)ので、進路指導の先生とゼミの先生のお話にしようと思います。あ、ちなみにデザイン系の専門学校でグラフィックデザインを専攻していました。

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進路指導担当

私の通っていた専門学校では、2年生(最終学年)の時にクラスの成績順に進路指導の面談がおこなわれます。私は一応クラストップでしたので一番に面談が行われました。成績はなぜか良かったのですが、ただ学校の課題を真面目にこなしていただけな奴なので才能があるわけでもなく、進みたい道があるわけでもありませんでした。そんな中で面談で何を話せばよいのか正直よく分かりませんでした。

案の定、いざ面談に挑んでも信念がないのと緘黙症状を発症していたのとで、うまく話せませんでした。そんな私の態度に呆れた先生は「君は性格を変えなければダメだ」と一喝しました。

人間性すべてを否定されたようで涙が止まりませんでした。

結局会社紹介も進路のアドバイスもしてもらえませんでした。そのあと他に何を言われたのか覚えていませんが、この言葉は今でもよく思い出します。それくらいショックだったのだと思います。

この頃はまだ場面緘黙の言葉を知らなかったので、やっぱり私はダメなんだと落ち込む日々でした。

ゼミの先生

同じく2年生でどうしても入りたかったゼミに入りました。

ゼミの内容も興味があるものでしたが、担当される先生が一年の時にも教わっていた優しいおじいちゃん先生だったからです。そして何よりこのゼミに入った人は就職率90%と言われていたからです。

思った通り授業内容は私の得意なことでしたし、いろいろな街へ見学へ行き、デザインの勉強をしたり、個展の手伝いをしたり経験値の少ない私にたくさんの世界を見せてくれました。

また、先生の紹介で就職もでき、その会社には21年間勤めました。結果デザインの仕事はしませんでしたが良い会社に巡り合わせていただいたことに感謝しています。

ただ、先生に奢っていただいた担々麺がめちゃめちゃ辛くて以降担々麺を敬遠するようになりました(笑)→今は大好きです。

まとめ

さて、これで先生編は終了です。もちろんこの他にもたくさんの先生に出会いました。喋れない分よく人を観察する癖がついていたので、本当に生徒のことを考えてくれている先生、そうでない先生はすぐに分かりました。

私の学生時代で一番傷ついたのは、紛れもなく今回書いた「性格を変えなければダメ」という言葉でした。後々、緘黙は「性格ではない」ということを知りますが、就職前にこれを言われて完全に自信を無くしたまま社会人になってしまったので、教育者としてあれはどうだろうとずっと思っています。

そもそもその先生と話したのはその一回だけなのに、私の性格なんて分かるわけないじゃん!今なら言い返すわ!と最近は思い出すと憤慨しています。社会人になってだいぶ「切れキャラ」になったので(笑)

ただ、緘黙を知ってからは、喋れないことで悩んでいるのならそれを伝えた方がいいんだと思うようになりました。急に固まったり言葉に詰まったりしたら相手もどうして良いか分からないのだと思います。就職面接ではなく学校の面談などであればなおさら、「話すことが苦手で悩んでいる、でもこういうことをやっていきたい」という意思表示が出来れば違ったのかなと。

緘黙は不安障害なので、いかに不安を減らせるかが鍵になります。なので話したい事をあらかじめメモして練習する時間をつくれば少し不安は解消されます。できれば主導権をこちらが握るぐらいになると楽になります。だって用意してきたとおりに進めればいいんだから。

苦手なことこそ事前準備を怠らないこと!

オトナ緘黙からは以上です。

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